Ayuo and Seashell『dna』 [CD-AY-002]

Ayuo and Seashell『dna』 [CD-AY-002]

販売価格: 2,625円(税込)

商品詳細

初絵本つき!! 豪華BOX SET!!!   >>絵本紹介(PDF)

■参加ミュージシャン:

Guitar, Vocals, 朗読:Ayuo
Violin:甲斐史子 Fumiko Kai
Viola:佐藤佳子 Yoshiko Sato
Violin:大鹿由希
Cello:松本卓以
朗読、Chorus: YOSHIE
Vocals, 朗読: 柴田暦 Reki Shibata
Darubuka, Tabla, Percussion: 立岩潤三 Junnzou Tateiwa
Chorus:上野洋子

【収録曲】
1) Night in the Gallery (夜の美術館) Words and Music: Ayuo ・・MP3・・
2) 扉をあけて (Opening the Door) Words: 如月小春, Music: Ayuo
3) 誰もいない公園 (No One Is in the Park) Words and Music: Ayuo
4) In the Beginning (はじめに言葉があった) Words and Music: Ayuo
5) Good Morning (おはよう) Words and Music: Ayuo
6) 光の中 (Into the Light)Words: 如月小春, Music: Ayuo
7) 太陽の子供 (A Child of the Sun) Words and Music: Ayuo
8) I Wish You Were Here (ここにいてほしい) Words and Music: Ayuo
9) When Illusion Looks Like Reality, Then Reality Becomes Just A Fantasy
    (幻想が現実に見えると、現実は夢になってしまう) Music: Ayuo  ・・MP3・・
10) きみのなかになにがあるだろう(What is Inside of You) Words and Music: Ayuo
11) Sleeping, Dreaming, Dying (眠る時、夢見る時、亡くなる時) Music: Ayuo
12) 思い出の箱 (Box of Memories) Words and Music: Ayuo
13) dna Words and Music: Ayuo
14) 麻野川 (Asanokawa)Words and Music: Ayuo


■CD「dna」について

「2年前に、離婚になる前まで、毎晩の夜、僕の娘に世界中のいろいろな物語を読んで聞かせていました。1920年代のサイレント映画や1960年代のアメリカの社会変化の時代を描いている映画等も、一緒に見ていました。当時娘はまだ、保育園に行っていました。

自分の発見した事を、次の世代に伝えたい。今分からなくても、楽しい記憶があれば、後で僕の気持ちが伝わるかもしれない。個人的な気持ちが、自然に音になるのではないでしょうか?
今回のCDボックス・セットの絵本は最近の科学者が語る世界の始まり,とインド神話の世界の始まりの物語の共通点を、自分の子供に語るストーリーとして、僕が書いたものです。音楽家やあらゆる芸術家の本来のやくめは、世界がどう始まったか、宇宙はどのように出来ているか、人間は何か、そして何が出来るか、という事を考えさせるところにあると思います。
今回のCDには、僕の様々な面が入っていて、とても気に入った作品になりました。音楽としては、室内楽的なギター、歌、ViolinとViolaの曲、弦楽四重奏のための新曲、インド神話マハバラータの物語に基づく語りと中東の打楽器と幾つかのギターを重ねた作品、泉鏡花の小説に出てくるオノマトペをヴォイスの合唱で唱える図形楽譜の曲等もあります。これはこれからの時代を生きることを意識して書いた作品集です。最近、泉鏡花のオノマトペの曲を、3歳から6歳の子供たちの為のワークショップで、皆で合唱して楽しみました。
これはなんというジャンルですか?とよく聞かれるようになった。伝えなければいけないと思っているものがあれば、ジャンルなんて関係ない。ジャンルとは過去の人が作った音楽を、便利な枠に入れるだけの為にある。僕は今のあなたの為に書いている。Ayuo」


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■よしもとばなな(小説家)のコメント:
こんなに優しくそして論理的なのに、どうしてこんなに淋しいのだろう。Ayuoさんの世界と他者の世界のずれ、それはきっとはかりしれないくらい切ないものなのだろう。しかし、その空間ではじめて彼の心と音楽は美しく飛び回り、遊ぶのだ。

■中村桂子 (生命科学者)のコメント:
今新しい世界観が必要であり、科学はそれをつくりつつあります。でもお金と権力が好きな人々はそれには無関心でどんどん暮らしにくい世界を作っています。せっかく生れてきたのに、もっと生きものらしく生きたいと思っても息苦しい世の中です。そんな思いをどう表現したらよいか。科学をベースにしての活動はできてもどこか歯がゆいものがあります。やはり、根元は詩と音楽。歴史的に見てもそうです。Ayuoさんが、それを試みて下さったことに感謝、心地よい時間を持てました。おなじでちがい、ちがうけどおなじもの、生きものってなあにと聞かれたらこう答えます。ここにある言葉と音であなたの中の「生きもの感覚」が呼びさまされるでしょう。すると、凜として、しかし優しいあなたがそこにいることに なるはずです。

>>全コメント(PDF)
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