玄音楽団『Sweet Meditation Dreamy sound of 80’s』 [XQLF-1002]

「素敵に特別な、もの想いの午後に・・・
玄音楽団が奏でる、イマジネイティヴな音のさざ波。」

まったく新しい解釈と比類なき個性で、80年代を彩ったヒットソングを再構築したアルバムの登場です。誰もが知っている、そして今でも耳にする機会の多い、評価の確立した名曲群。それらが誰も聴いたことのない表情であらわれました。

ガンズ、ホール＆オーツ、クラウデッド・ハウス、A〜ha、それにマイケル、ボン・ジョヴィ、極めつけにポリスのあの曲まで。

これら超メジャーな歌の数々は、本来は強烈なイメージとともにリスナーの記憶の中にありますが、このアルバムのカバー・ヴァージョンを聴くと「良いね、全然アリ」から、「…もしかして、こっちのほうが曲に合ってるんじゃない？」と思ってしまうほどスムーズに聴き手に入り込んでくるでしょう。

意外なはずなのに普通に聴けてしまうのです。
録音やマスタリングも素晴らしく、音を聴く快楽も十二分に味わえます。
深く聴き込むことも出来ますし、流しっぱなしにしてお部屋の雰囲気づくりにも活用できる、さりげなく充実の１枚です。

異国の不思議な音色に導かれ、辿り着くとそこは静かな音の小部屋。アフリカの楽器が、何故か東南アジアの雰囲気を醸し出し、米英の有名曲を生まれ変わらせます。
それはまるで、山奥の清冽な涌き水を口に含み「これが同じ水？」と驚くような、そんな感覚です。

楽曲のエッセンスを見事に抽出し、リラクゼーションタイムにぴったりの、透明感溢れる音に仕上がりました。
さらりとしているのに存在感がある、けれどリスナーの時間を決して邪魔しないヴォーカルと、斬新なのに親しみやすいサウンドは、あなたのひとときを埋める最適なピースになるでしょう。

■メンバー
　鈴木康玄：Ilinmba [Kalimba]
　鈴木章玄：Percussion
　SORA：Vocal
　渡辺明応：Guitar

　Guest：たまきあや（Violin）

■収録曲
　1. intro〜deep breath 〜
　2. Sweet Child O' Mind [GUNS N ROSES]
　3. skit〜intervening〜
　4. Private Eyes [DARYL HALL & JOHN OATES]
　5. skit〜ukara〜
　6. Don't Dream It's Over [CROWDED HOUSE]
　7. skit〜growth〜
　8. Take On Me [A-HA]
　9. skit〜unconscious〜
　10. Thriller [MICHAEL JACKSON]
　11. skit〜nothingness〜
　12. Livin' On A Prayer [BON JOVI]
　13. skit〜overcoming〜
　14. Every Breath You Take [THE POLICE]
　15. outro〜dunia〜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2012/10/10　release